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都市ガイド

アユタヤ

Ayutthayaพระนครศรีอยุธยา

エリア・見どころ・交通・バンコクからの行き方

更新日 2026年10月3日

夕暮れのワット・チャイワッタナーラーム
夕暮れのワット・チャイワッタナーラーム
夕方のワット・プラシーサンペットの仏塔と参道
ワット・プラシーサンペット
アユタヤで川を渡る小さな渡し船
川を渡る渡し船
現在の状況
両替฿2,110 / ¥10,000市内ベスト(1万円あたり)
天気25.4°C曇り降水確率 12%
PM2.515 AQI注意出典: open-meteo
紫外線指数0低い特別な対策は不要です
基本情報
バンコクから鉄道で約1時間空港なし。BKK・DMKに着いて鉄道などで
日本との時差2時間遅れ日本が午前10時=アユタヤ午前8時
市内の交通トゥクトゥクほかにレンタサイクル・ボート
季節乾季・暑季・雨季乾季11〜3月/暑季4〜5月/雨季6〜10月

アユタヤは、バンコクから北へ約76kmにある古都です。1350年にウートン王が都を開いてから、1767年にビルマ軍の攻撃で破壊されるまでの417年間、アユタヤ王朝の都としてタイの中心であり続けました。17世紀はじめにはヨーロッパと東アジアを結ぶ国際貿易都市として栄え、その遺跡群は歴史公園として整備されて、1991年にユネスコの世界遺産に登録されています。

旅行者にとってのアユタヤは、チャオプラヤー川・パーサック川・ロッブリー川に囲まれた「アユタヤ島」と、その周りに広がる街です。東西約6km・南北約4kmの島の中央にはワット・プラシーサンペットやワット・マハタートなど歴史公園の遺跡が集まり、川の対岸には西のワット・チャイワッタナーラーム、南東のワット・ヤイチャイモンコン、南の日本人村などが点在します。鉄道のアユタヤ駅は、島の東、パーサック川の対岸にあります。

ポイント

空港はなく、バンコクから鉄道で約1時間。島の内外に散らばる遺跡を、トゥクトゥクや自転車、船で巡る街です。

このページでは、バンコクからの行き方と街の構造を押さえたうえで、エリアごとの特徴と定番の見どころを順に紹介します。

気候は3つの季節に分かれる

アユタヤには気象庁の観測点がないため、南へ約70kmのバンコクの平年値を目安にすると、年間平均気温は約29℃で、一年を通じて暖かい気候です。季節は大きく3つに分かれます。

  • 乾季(11月〜3月)
    晴天が続くハイシーズンです。日中の暑さ対策は必要ですが、観光しやすい時期です
  • 暑季(4月〜5月)
    一年で最も暑い時期です
  • 雨季(6月〜10月)
    5月ごろから雨が増え、9〜10月に最も多くなります。終日雨が降り続くことはめったになく、集中的にスコールに見舞われることがある時期です
アユタヤの3つの季節(1〜12月の乾季・暑季・雨季)

毎年12月には、世界遺産への登録を祝う「アユタヤ世界遺産祭り」が開かれ、歴史公園を舞台に伝統舞踊のショーや花火が披露されます。行き先ごとに適した時期の違いは、タイ旅行のベストシーズンで解説しています。

バンコクからの行き方

空港はない。バンコクから鉄道で約1時間

アユタヤには空港がありません。日本からはバンコクのスワンナプーム国際空港(BKK)かドンムアン国際空港(DMK)に着き、陸路で向かいます。分かりやすいのは鉄道で、バンコク市内の駅からも、ドンムアン空港に隣接する駅からも、アユタヤ駅まで乗り換えなしで行けます。

バスで向かう場合は、北バスターミナル(モーチット)から出ていて、所要は約1時間半です。

クルンテープ・アピワット中央駅・フアランポーン駅から

クルンテープ・アピワット中央駅・フアランポーン駅からアユタヤ駅への鉄道

アユタヤ駅には、チェンマイ、ウボンラーチャターニー、ノーンカーイなどへ向かうタイ国鉄(SRT)の列車が停まります。バンコク側の乗車駅は主に次の2つで、発着する列車の種類が違います。

  • クルンテープ・アピワット中央駅: 特急・急行・快速が発着し、アユタヤ駅まで約50分〜1時間20分です
  • フアランポーン駅: 普通・近郊列車のみで、アユタヤ駅まで約1時間半〜2時間です

クルンテープ・アピワット中央駅からは、2026年8月1日に運行を始めた冷房付きの近郊列車 SRT BANGKOK CONNEX(BNEX) も出ています。日本から譲渡されたディーゼルカー(キハ40・48形)を使い、ドンムアン駅・ランシット駅・バンパイン駅などに停まります。運賃は出発前にSRTで確認してください。

列車は時間帯によって本数に偏りがあります。出発前にSRTの時刻表で乗車駅と時刻を確認してください。

ドンムアン空港(DMK)から

ドンムアン空港から向かいのドンムアン駅で鉄道に乗り継いでアユタヤ駅へ

ドンムアン空港に着いた場合は、空港の向かいにあるSRTのドンムアン駅から鉄道でアユタヤ駅へ向かえます。ドンムアン駅には、クルンテープ・アピワット中央駅発とフアランポーン駅発の列車が停まり、アユタヤ駅まで約30分〜1時間です。

空港公式サイトの交通案内には、アユタヤ行きの直行バスは載っていません。鉄道で向かうのが基本です。

スワンナプーム空港(BKK)から

スワンナプーム空港からアユタヤへ(バンコク市内の駅を経由・タクシー)

スワンナプーム空港公式サイトに載っている空港発の長距離バスの行き先に、アユタヤは含まれていません。鉄道で向かう場合は、いったんバンコク市内に出て、上の2駅のどちらかから乗ります。

タクシーで直接向かう場合は、ターミナル1階の公式のタクシー乗り場から乗ります。運賃とは別に、空港のサーチャージと高速道路の料金がかかります。 長距離のため、料金は乗る前に確認してください。

市内の主な交通手段

アユタヤの見どころは、川に囲まれた島の中と、その周りの対岸に集まっています。遺跡めぐりには、貸し切りのトゥクトゥクやレンタサイクルが使え、川からはボートで巡ることもできます。

トゥクトゥク

丸い鼻先の小型三輪車「トゥクトゥク・ホアゴップ(カエル頭のトゥクトゥク)」が走っています。時間単位で貸し切って遺跡めぐりに使えます。

レンタサイクル

鉄道駅の付近や町のゲストハウスで借りられます。

ボート

チャンタラカセーム国立博物館近くの船着場から、3〜5人乗りの船を貸し切れます。

渡し船

アユタヤ駅の西、パーサック川の船着場と対岸の島(チャオプロム市場側)を結んでいます。

運賃は改定されることがあるため、このページには載せていません。乗車の際は現地で確認してください。

エリアの特徴

アユタヤの見どころは、川に囲まれた島の中と、その周りの対岸に分かれています。各エリアには、アユタヤ駅から見た方角と直線距離を目安として示しています。郊外のバンパインは、アユタヤ駅から南へ約14km離れています。

ウィハーン・プラモンコンボピットの赤い屋根の礼拝堂
エリア

歴史公園中心部(王宮跡周辺)

アユタヤ歴史公園の中心で、王宮の跡と、宮中儀式が執り行われた王宮寺院ワット・プラシーサンペットがあります。すぐ南には、高さ17mのブロンズ仏を安置するウィハーン・プラモンコンボピットが建っています。

アユタヤ駅からの目安
西へ直線約2.7km(ワット・プラシーサンペット)
ワット・マハタートのレンガの塔堂
エリア

マハタート周辺(ラチャブラナ・プララーム)

木の根に包まれた仏像の頭が残るワット・マハタートと、そのすぐ北に、8代王ボロムラーチャー2世が王位継承争いで亡くなった2人の兄のために建てたワット・ラチャブラナがあります。南西には、初代ウートン王の葬儀が営まれたと伝わるワット・プララームと、池のある公園ブン・プララームが広がります。

アユタヤ駅からの目安
西へ直線約1.7km(ワット・マハタート)
オレンジの布をまとったワット・ロカヤスターラームの寝釈迦仏
エリア

島西部(ロカヤスターラーム周辺)

島の西側に、1956年に復元された高さ5m・全長28mの寝釈迦仏があるワット・ロカヤスターラームがあります。さらに西には、チェディ・シースリヨータイの仏塔があります。

アユタヤ駅からの目安
西へ直線約3.3km(ワット・ロカヤスターラーム)
チャオサームプラヤー国立博物館に展示された仏頭と破風
エリア

博物館エリア(島南部)

アユタヤ時代の美術品や、遺跡から出土した宝物を展示するチャオサームプラヤー国立博物館があります。ワット・マハタートの修復で見つかった黄金仏や宝飾品もここに展示されています。近くにはアユタヤ歴史研究センターもあります。

アユタヤ駅からの目安
西南西へ直線約2.4km(チャオサームプラヤー国立博物館)
チャンタラカセーム宮殿の白い塔と庭園
エリア

島北東部(チャンタラカセーム・フアロー市場)

島の北東の角に、歴代王の宮殿の建築群が残るチャンタラカセーム国立博物館があります。近くの船着場からは、島を囲む川を巡るボートを貸し切れます。北にはフアロー市場があります。

アユタヤ駅からの目安
北西へ直線約1.3km(チャンタラカセーム国立博物館)
アユタヤ駅のホームに停車する列車と駅員
エリア

アユタヤ駅周辺(チャオプロム市場・渡し船)

島の東、パーサック川の対岸にあるアユタヤ駅の周辺です。駅の西の船着場から渡し船で川を渡ると、島側のチャオプロム市場に着きます。駅から歩ける範囲にホテルが多く、鉄道で行き来する旅の拠点になるエリアです。

アユタヤ駅からの目安
西北西へ直線約0.5km(チャオプロム市場)
ワット・プッタイサワンの白い塔堂
エリア

島外南西(チャイワッタナーラーム・プッタイサワン)

島の西を流れるチャオプラヤー川の対岸に、1630年にプラサート・トーン王が建てたワット・チャイワッタナーラームがあり、夕暮れの名所として知られます。島の南の対岸には、白い塔堂がそびえるワット・プッタイサワンがあります。

アユタヤ駅からの目安
西南西へ直線約4.7km(ワット・チャイワッタナーラーム)
ポルトガル人町の白い教会
エリア

島外南部(日本人村・外国人町跡)

16世紀初めには、ポルトガルをはじめとする西洋諸国や近隣の国々、中国、日本の商人が交易のためにアユタヤを訪れ、日本人商人は日本人村をつくりました。島の南の対岸には日本人町跡が重要史跡として保存され、ポルトガル人町やオランダ人町(バーン・ホランダ)の跡も近くにあります。

アユタヤ駅からの目安
南南西へ直線約2.7km(日本人村)
ワット・パナンチューンの堂内の黄金の仏座像
エリア

島外南東(ヤイチャイモンコン・パナンチューン)

島の南東、パーサック川の対岸のエリアです。初代ウートン王が1357年に建てたワット・ヤイチャイモンコンには高さ72mの仏塔がそびえ、川沿いには、アユタヤが都になる前の1324年に建てられ、高さ約19mの黄金の仏座像を祀るワット・パナンチューンがあります。

アユタヤ駅からの目安
南東へ直線約1.6km(ワット・ヤイチャイモンコンの仏塔)
アヨタヤ水上マーケットの池と水辺の店
エリア

島外東部(アヨタヤ水上マーケット・マヘーヨン)

島の外の北東方面、アユタヤ駅の東北東のエリアです。タイの古い街並みを人工の池の周りに再現したアヨタヤ水上マーケットに土産物店や飲食店が並び、近くにはアユタヤ王朝以前の建立とされるワット・マヘーヨンやワット・クディダーオの遺跡が残ります。

アユタヤ駅からの目安
東北東へ直線約1.1km(アヨタヤ水上マーケット)
バンパイン宮殿の池と展望塔
エリア

バンパイン(郊外)

アユタヤ駅から南へ直線約13.7km。王室の離宮バンパイン宮殿と、川の対岸に、ゴシック様式でキリスト教会を思わせる仏教寺院ワット・ニウェート・タンマプラワットがあります。鉄道のバンパイン駅もあり、BNEXなどの列車が停まります。

アユタヤ駅からの目安
南へ直線約13.7km(バンパイン宮殿)

島や駅の近くでホテルを探す

アユタヤの滞在は、島の中の遺跡に近いか、鉄道のアユタヤ駅に近いかで過ごし方が変わります。RuamThai Hotelでは、歴史公園や寺院、アユタヤ駅など11カ所の拠点ごとに、そこから近い順にホテルを地図と一覧で探せます。

泊まるエリアが決まっていない場合は、上の「エリアの特徴」で見当をつけてから、そのエリアの目印を選ぶと絞り込みやすくなります。

主要ランドマーク

営業時間と入場料は変わることがあるため、このページには載せていません。寺院には服装の決まりがあり、基準はタイの寺院の服装とマナーにまとめています。

東西に並ぶワット・プラシーサンペットの3基の仏塔
見どころ

ワット・プラシーサンペット

ワット・プラシーサンペット(Wat Phra Si Sanphet) は、アユタヤの王宮内にあった最も重要な寺院です。1491年に建立され、宮中儀式が執り行われてきました。東西に並ぶ3基の仏塔には、王と王子らの遺骨が納められていたと伝えられます。

エリア歴史公園中心部(王宮跡周辺)
木の根に包まれたワット・マハタートの仏像の頭
見どころ

ワット・マハタート

ワット・マハタート(Wat Mahathat) は、1369〜70年に2代ラメスアン王が建てたとする説と、1370〜88年に3代ボロム・ラーチャティラート1世が建てたとする説がある重要な寺院の一つです。ビルマ軍の侵攻で廃墟となり、木の根の間に埋め込まれた砂岩の仏像の頭が残ります。1956年の修復の際に見つかった黄金仏や宝飾品は、チャオサームプラヤー国立博物館に展示されています。

エリアマハタート周辺(ラチャブラナ・プララーム)
ワット・チャイワッタナーラームの主塔と塔堂
見どころ

ワット・チャイワッタナーラーム

ワット・チャイワッタナーラーム(Wat Chaiwatthanaram) は、1630年にプラサート・トーン王が亡き母を偲んで建てた寺院です。高さ35mの主塔の四方を4基の塔堂が囲み、回廊がめぐる造りです。1767年に焼かれたのち1987年に改修され、夕暮れの名所としても知られます。

エリア島外南西(チャイワッタナーラーム・プッタイサワン)
ワット・ヤイチャイモンコンの大仏塔
見どころ

ワット・ヤイチャイモンコン

ワット・ヤイチャイモンコン(Wat Yai Chai Mongkhon) は、1357年に初代ウートン王が建てた寺院です。遠くからでも目立つ高さ72mの仏塔は、1592年にナレスワン王がビルマ軍との戦いに勝利したことを記念して建てたものです。

エリア島外南東(ヤイチャイモンコン・パナンチューン)
見どころ

日本人村(アユタヤ日本人町跡)

日本人村(Japanese Village) は、御朱印船貿易に携わった日本人が暮らした日本人町の跡です。町の長だった山田長政は、アユタヤの王から官位を与えられるほど活躍しました。2007年には敷地内に日タイ修交120周年記念館が設けられ、日本との交流の歴史を知ることができます。

エリア島外南部(日本人村・外国人町跡)
池に浮かぶバンパイン宮殿のアイサワン・ティッパヤー・パビリオン
見どころ

バンパイン宮殿

バンパイン宮殿(Bang Pa-In Palace) は、1637年にプラサート・トーン王が建て、のちにラーマ4世と5世が再興した離宮です。湖の中央に建つタイの建築様式のアイサワン・ティッパヤー・パビリオンや、中国の建築様式のウィハット・チャムルン宮殿など、パビリオンと呼ばれる5つの館が点在します。

エリアバンパイン(郊外)

現地ツアーで回る

島の外の遺跡やバンパインは互いに離れています。移動と案内がまとまった現地ツアーを使うと、限られた日程でも回りやすくなります。

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両替は、場所でレートが変わる

アユタヤでRuamThai Exchangeに掲載しているのは、アユタヤ駅から南東へ直線約3.7kmのトゥエルブ ビクトリー アユタヤ シティパーク1店です。島の中や駅の周辺には掲載している両替所がありません。RuamThai Exchangeでは、このレートをリアルタイムで確認できます。

RuamThai Exchangeexchange.ruamthai.com
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