タイの現在時刻 --:--:--
都市ガイド

チェンマイ

Chiang Maiเชียงใหม่

エリア・見どころ・交通・空港からの行き方

更新日 2026年10月3日

夕方のワット・プラタート・ドイステープの黄金の仏塔
ワット・プラタート・ドイステープ
空から見るワット・チェディルアンと旧市街の家並み
ワット・チェディルアンの空撮
旧市街を走る赤いソンテウ
チェンマイ市内を走るソンテウ
現在の状況
両替฿2,100 / ¥10,000市内ベスト(1万円あたり)
天気23.7°C曇り降水確率 0%
PM2.516 AQI注意出典: air4thai
紫外線指数0低い特別な対策は不要です
基本情報
空港CNXチェンマイ国際空港(関西から直行便あり)
日本との時差2時間遅れ日本が午前10時=チェンマイ午前8時
市内の交通ソンテウほかにGrab・Bolt
季節乾季・暑季・雨季乾季11〜2月/暑季3〜5月/雨季6〜10月

チェンマイは、バンコクから北へ約720km、タイ最北部の中心都市です。1296年にメンラーイ王が建都した旧ランナー王国の都で、旧市街は堀と城壁に囲まれた一辺約1.6kmの正方形の区画として今も街の中心にあります。周囲を山に囲まれた盆地にあり、バンコクとは違う落ち着いた雰囲気で知られます。

旅行者にとってのチェンマイは、堀の内側の旧市街を中心に、性格の違うエリアが取り巻く街です。東のターペー門から堀の外へ抜けるとピン川沿いの市場地区へ、南東へ進むとナイトバザールが並ぶ新市街へつながります。西へ向かうとカフェとブティックが並ぶニマンヘミン、さらに西の山際にはワット・スアンドークやチェンマイ大学、その先にワット・プラタート・ドイステープがあります。堀の北にはサンティタム、南には土曜市で知られるウアライ通りと、地元の人の生活圏も広がっています。

ポイント

鉄道はなく、市内の移動は赤いソンテウが中心。旧市街を軸に、どちら側に泊まるかで街の見え方が変わる街です。

このページでは、日本からの行き方と街の構造を押さえたうえで、エリアごとの特徴と定番の見どころを順に紹介します。

気候は3つの季節に分かれる

チェンマイの年間平均気温は約26℃で、バンコクよりもやや涼しく、朝晩の気温差も大きめです。季節は大きく3つに分かれます。

  • 乾季(11月〜2月)
    雨がほとんど降らず、朝晩は涼しくなる一年で最も過ごしやすい時期。観光のベストシーズンとされます
  • 暑季(3月〜5月)
    一年で最も暑い時期。4月中旬のソンクラーン(タイ正月)には、旧市街を中心に水かけが行われます
  • 雨季(6月〜10月)
    5月ごろから降水量が急に増え、10月ごろまで雨の多い日が続きます。一日中降り続くことは少なく、スコール的に降ることが多い時期です
チェンマイの3つの季節(1〜12月の乾季・暑季・雨季)

12月から翌4月にかけては、周辺の野焼きなどが原因でPM2.5が悪化しやすい時期でもあります。行き先ごとに適した時期の違いは、タイ旅行のベストシーズンで解説しています。

空港から市内へ

空港は1つ。関西からの直行便かバンコク経由で着く

チェンマイの玄関口は、市街の南西約4kmにあるチェンマイ国際空港(CNX)です。バンコクの空港のように役割が分かれた複数の空港はなく、この1つに国際線・国内線がすべて発着します。

関西国際空港から(直行便)

関西国際空港からチェンマイ国際空港への直行便(タイ・ベトジェット)

関西国際空港からは、タイ・ベトジェットの直行便が就航しています。

バンコクで国内線に乗り継ぐ

関西以外の空港からバンコクの空港で国内線に乗り継いでチェンマイへ(国内線 約1時間20分)

東京(成田・羽田)からの直行便はなく、関西以外から向かう場合はバンコクの空港(スワンナプームまたはドンムアン)で国内線に乗り継ぐのが基本です。バンコクからチェンマイまでは空路で約1時間20分です。

チェンマイ国際空港(CNX)から市内へ

チェンマイ国際空港から旧市街・ターペー門へ(空港タクシー・配車アプリ)

空港からターペー門までは直線で約3.8kmと近く、市内へはタクシーか配車アプリで向かうのが基本です。

  • 空港タクシー: 定額制。乗り場はメインターミナル1階の到着ロビーです
  • Grab: 乗り場は国内線ターミナル(棟2)1階のゲート14付近です
  • Bolt: 配車アプリとして利用できます

客引きの車には乗らず、公式の乗り場か配車アプリを利用してください。

バンコクから

バンコクからチェンマイへの陸路(夜行列車・バス)

バンコクからチェンマイへは、空路のほか陸路の選択肢もあります。

  • 鉄道: クルンテープ・アピワット中央駅発の夜行列車で、18時40分発・翌7時15分着など約12時間半かかります
  • バス: 北バスターミナル(モーチット)から約9.5〜11時間です
  • 距離: バンコクから北へ約720kmです

市内の主な交通手段

チェンマイには鉄道がなく、市内の移動は「ソンテウ」と呼ばれる乗合トラックが中心です。 堀の内側の旧市街は歩いて回れる広さで、外側のエリアへはソンテウやトゥクトゥク、配車アプリを使うのが基本です。

ソンテウ(赤トラック)

荷台に向かい合わせのベンチを付けた乗合のピックアップトラックです。チェンマイでは赤い車体で知られ、行き先を告げて乗り合わせるか、貸し切りで利用します。

乗り方

走ってくる車に手を上げて止め、行き先を告げて乗れるか確認します。降りたい場所でブザーを押します

貸し切り

乗客がいないソンテウを止めて行き先を告げると、貸し切り扱いになります。乗る前に料金を確認してください

郊外行き

チャンプアック・バスターミナルやワローロット市場前から、郊外や他県行きのソンテウが出ています

トゥクトゥク

幹線から外れた宿や短距離の移動に向きます。料金は乗る前の交渉で決まります。

配車アプリ(Grab・Bolt)

使えます。料金がアプリ上で確定するため、交渉の手間がありません。

運賃は改定されることがあるため、このページには載せていません。乗車の際は現地で確認してください。

エリアの特徴

チェンマイの見どころは、堀に囲まれた旧市街を中心に、東西南北へ広がるエリアに分かれています。各エリアには、旧市街やターペー門からの目安の距離を示しています。郊外のジェットヨート、ウィアンクムカーム、サンカムペーン、ハンドンは、旧市街からそれぞれ約3〜12km離れています。

旧市街の崩れたレンガ城壁と道路標識
エリア

旧市街(堀の内側)

1296年にメンラーイ王が建都した、ランナー王朝の都の中心です。一辺約1.6kmの正方形の堀と城壁跡に5つの門が開き、ワット・チェディルアンやワット・プラシンなど主要な寺院が集まります。

旧市街の広さ
東西・南北とも約1.6km
ターペー門のレンガ城壁と門扉
エリア

ターペー門周辺

旧市街東側の門です。毎週日曜の夕方には、この門を起点にラチャダムヌン通りでサンデーマーケットが開かれ、旧市街の散策の起点になります。

旧市街内の位置
堀の東辺中央、5つの城門の1つ
夜のナワラット橋と対岸まで続く電飾
エリア

新市街

チェンマイ門の南東、ピン川西岸のチャンクラン通り・チャルンプラテート通り・シードンチャイ通りに囲まれた一帯です。毎晩開かれるナイトバザールやアヌサーン市場があり、ホテルやレストランが集まっています。

ターペー門からの目安
東南東へ直線約0.8km(ナイトバザールまで)
ワット・シースパン(銀の寺)の本堂正面とガネーシャ像
エリア

チェンマイ門周辺・ウアライ通り

旧市街南側のチェンマイ門から南へ続くウアライ通りは、銀細工職人の街として発展した通りです。毎週土曜17時から24時にはサタデー・ウォーキングストリートが開かれ、「銀の寺」ワット・シースパンも近くにあります。

ターペー門からの目安
南南西へ直線約0.8km
ピン川と鉄橋の空撮
エリア

ピン川沿い

チェンマイを南北に流れるピン川沿いのエリアです。地元最大の市場ワロロット市場(ラーマ5世時代創設、約500店)が西岸に、対岸のワット・ケートカーラーム周辺はかつての経済地区で、現在は文化観光地区になっています。

ターペー門からの目安
東へ直線約0.8km
ワット・サンティタムの白亜と金の仏塔
エリア

サンティタム

旧市街の堀の北西角から北へ約0.7km、ニマンヘミンの北東に広がる地元の生活圏です。昼はカフェや学校、ジムに地元の人が通い、夜は遅くまで営業するバーやクラブに人が集まります。観光客はニマンヘミンより少なめです。

旧市街からの目安
堀の北西角から北へ直線約0.7km
One Nimmanの時計塔
エリア

ニマンヘミン

約1kmの通りと路地にブティックやカフェ、ギャラリーが集まるエリアです。複合商業施設ワン・ニマン(2017年12月開業)を中心に、チェンマイ大学の学生や若い世代が集まります。

ターペー門からの目安
西へ直線約3.0km
バーンカンワットの木造工房が並ぶ小径
エリア

スアンドーク・ステープ山麓

旧市街の西、チェンマイ大学の周辺から山のふもとにかけてのエリアです。ワット・スアンドーク(1383年建立)や森の中の寺院ワット・ウモーンがあり、道はそのままステープ山を登ってワット・プラタート・ドイステープへと続きます。

旧市街からの目安
ドイステープの山上まで車で約40分
ワット・チェディリアムの白い四角錐の層塔
エリア

ウィアンクムカーム

旧市街から南へ直線約4.8km(車で約20分)、ピン川沿いに広がるラーンナー王朝最初の都の遺跡です。1294〜1296年の短期間だけ都として機能し、ピン川の氾濫で埋没したのち1984年に発見されました。四角錐の仏塔ワット・チェディリアムが残ります。

旧市街からの目安
南へ直線約4.8km(車で約20分)
ワット・チェットヨートの七層仏塔
エリア

ジェットヨート

旧市街の堀の北端よりわずかに北にある、寺院と博物館が集まるエリアです。七層の仏塔が並ぶワット・チェットヨートを中心に、チェンマイ国立博物館や山岳民族博物館が隣接しています。

ターペー門からの目安
北西へ直線約3.3km
バーン・タワイの木工・民芸品店が並ぶ通り
エリア

ハンドン(バーン・タワイ)

旧市街から南南西へ直線約12km、木工や竹細工の店が連なるバーン・タワイ村があります。家具や民芸品を扱う店が並ぶ、チェンマイ近郊の木工の産地として知られるエリアです。

旧市街からの目安
南南西へ直線約12km
ボーサーン傘村の手描き紙傘
エリア

サンカムペーン(ボーサーン)

旧市街から東南東へ直線約9.6km(車で約20分)、手描きの紙傘作りで知られるボーサーン傘村があります。同じサンカムペーン郡には温泉もあり、そちらは旧市街から車で東へ約1時間です。

ターペー門からの目安
東南東へ直線約9.6km(ボーサーン傘村)

旧市街や見どころの近くでホテルを探す

チェンマイの滞在は、旧市街に近いか、ニマンヘミンのようなカフェ街に近いかで過ごし方が変わります。RuamThai Hotelでは、旧市街の城壁や門、寺院など拠点ごとに、そこから近い順にホテルを地図と一覧で探せます。

泊まるエリアが決まっていない場合は、上の「エリアの特徴」で見当をつけてから、そのエリアの目印を選ぶと絞り込みやすくなります。

主要ランドマーク

営業時間と入場料は変わることがあるため、このページには載せていません。寺院には服装の決まりがあり、基準はタイの寺院の服装とマナーにまとめています。

黄金仏塔と透かし傘
見どころ

ワット・プラタート・ドイステープ

ワット・プラタート・ドイステープ(Wat Phra That Doi Suthep) は、ステープ山の標高約1,080m地点にある、チェンマイを代表する寺院です。約650年以上前にクーナ王が建立したと伝わり、境内の黄金の仏塔には仏舎利が納められています。ナーガ(蛇神)の手すりが付いた306段の階段を上るか、ケーブルカーでも参拝できます。

エリアスアンドーク・ステープ山麓
崩れた大仏塔とランナーの吊り旗
見どころ

ワット・チェディルアン

ワット・チェディルアン(Wat Chedi Luang) は、1391年に建立された旧市街中心部の寺院です。大仏塔は1545年の地震で上部が崩れ、現在もその姿をとどめています。

エリア旧市街(堀の内側)
大礼拝堂正面の金色立像
見どころ

ワット・プラシン

ワット・プラシン(Wat Phra Singh) は、1345年に建立された旧市街最大・最高格式の寺院です。ウィハーン・ライカムに安置されたプラシン仏は市内でもっとも信仰を集める仏像のひとつで、ソンクラーン(4月13〜15日)には市内を巡行します。

エリア旧市街(堀の内側)
ワロロット市場内部の吹き抜け
見どころ

ワロロット市場

ワロロット市場(Warorot Market) は、ラーマ5世時代に創設された、地元最大級の市場です。地下1階・地上3階の建物に約500店が入り、食品から衣料、雑貨まで扱っています。

エリアピン川沿い
夜の白い王族納骨塔群と黄金仏塔
見どころ

ワット・スアンドーク

ワット・スアンドーク(Wat Suan Dok) は、1383年に建立された寺院です。白い納骨塔群と黄金の仏塔が並ぶ境内は、チェンマイ大学からもほど近く、夕方には多くの参拝者が訪れます。

エリアスアンドーク・ステープ山麓
ニマンヘミン通りから見るOne Nimmanの時計塔
見どころ

ワン・ニマン

ワン・ニマン(One Nimman) は、2017年12月に開業した複合商業施設です。ニマンヘミン通りの中心に立つ時計塔が目印で、周辺にはカフェやギャラリーが集まります。

エリアニマンヘミン

現地ツアーで回る

旧市街やニマンヘミンとは違い、郊外の見どころは公共交通だけで行くと不便です。移動と案内がまとまった現地ツアーを使うと、限られた日程でも効率よく回れます。

ドイ・インタノン国立公園は、タイ最高峰(標高2,565m)を中心とする国立公園で、市内から車で約2〜2.5時間です。山頂付近は平均12℃前後と、タイの他の地域とは違う涼しさを味わえます。

エレファント・ケア・ツーリズムは、保護された象と触れ合う体験です。例えばメーテーン・エレファント・パークは、旧市街から車で約1時間の距離にあります。

チェンライのワット・ロンクン(白い寺)やボーサーン傘村(車で約20分)も、チェンマイからの日帰り圏内の定番です。

KlookPR
ドイ・インタノン国立公園の2基の仏塔
ドイ・インタノン国立公園
森で草を食べる象の保護施設
象の保護施設
現地ツアー・チケット
寺院・水上マーケット・空港送迎を事前に。
Klook を見る

両替は、場所でレートが変わる

チェンマイでRuamThai Exchangeに掲載しているのは、ターペー門から0.38kmのスーパーマネー チェンマイ本店1店です。RuamThai Exchangeでは、このレートをリアルタイムで確認できます。

RuamThai Exchangeexchange.ruamthai.com
チェンマイの両替レートを確認する

あわせて読みたいガイド

出典