
中心部(時計塔・ナイトバザール)
バンパプラカーン通り・スクサティット通り・チェットヨート通りが交わるロータリーに時計塔が立つ、街の中心部です。夜には少数民族の露店が並ぶナイトバザールがにぎわい、その奥には花の卸売市場シリコーン市場があります。時計塔の北西には、エメラルド仏が発見されたワット・プラ・ケオがあります。
エリア・見どころ・交通・空港からの行き方



チェンライは、バンコクから北へ約780km、チェンマイから約180km、ミャンマー、ラオスと国境を接するタイ最北の地です。ラーンナー王朝最初の都があった場所で、ドイ・トゥン産のコーヒーやドイ・メーサロン産のウーロン茶も名物として知られます。
旅行者にとってのチェンライは、時計塔の周りの中心部を拠点に、郊外に点在する見どころへ足をのばす街です。時計塔から直線1km以内にナイトバザールやワット・プラ・ケオが集まり、市街の北にはワット・ロンスアテン(ブルー・テンプル)やバーン・ダム・ミュージアム、南西の郊外にはワット・ロンクン(ホワイト・テンプル)があります。さらに北へ直線で約40〜60kmのところに、ドイ・トゥンの山や、タイ最北端の町メーサイ、三国が国境を接するゴールデン・トライアングルがあります。
日本からの直行便はなく、バンコクで国内線に乗り継ぐのが基本です。市内はソンテウやトゥクトゥク、配車アプリで移動し、郊外の見どころへは車で、メーサイなど県内の各方面へはグリーンバスで向かいます。
このページでは、日本からの行き方と街の構造を押さえたうえで、エリアごとの特徴と定番の見どころを順に紹介します。
チェンライの年間平均気温は約25℃で、チェンマイ(約26℃)よりやや低めです。月平均気温は1月の約21℃から5月の約28℃までと、季節による差があります。季節は大きく3つに分かれます。
12月から翌4月にかけては、湿度が低く風が弱く、雨が少ないため、タイ北部でPM2.5がたまりやすい時期です。ミャンマーやラオスなど近隣国での野焼きの煙も流れ込みます。行き先ごとに適した時期の違いは、タイ旅行のベストシーズンで解説しています。
チェンライの玄関口は、時計塔から北東へ直線約7.3kmのメーファールアン・チェンライ国際空港(CEI)です。日本からの直行便はなく、バンコクの空港(スワンナプームまたはドンムアン)で国内線に乗り継ぐのが基本です。関西国際空港からはチェンマイへの直行便があり、チェンマイからバスで向かう方法もあります(下の「チェンマイから」)。
バンコクからチェンライまでは空路で約1時間20分です。スワンナプーム空港とドンムアン空港のどちらからも便があります。各社の公式サイトで運航を確認できたのは、次の会社です。
タイ国政府観光庁はこのほかにバンコクエアウェイズなども挙げていて、ここに挙げた以外の会社が運航していることもあります。運航する航空会社や便は変わることがあるため、予約の前に各社の公式サイトで確認してください。
空港の旅客ターミナルから時計塔までは直線で約7.3kmです。空港公式サイトの交通案内には、タクシー2社とレンタカーが載っています。
空港公式の案内にあるタクシー乗り場か、配車アプリを利用できます。
バンコクからチェンライへは、空路のほかに長距離バスがあります。チェンライには鉄道の駅がありません。
時刻と運賃は変わることがあるため、乗る前に各社の公式サイトで確認してください。チェンライに着くバスターミナル(第1・第2)は路線によって違います。詳しくは「市内の主な交通手段」のバスターミナルの項を見てください。
チェンマイからはバスで約3時間20分です(タイ国政府観光庁の目安)。グリーンバスが毎日運行していて、チェンマイ発は毎日7時台から18時台まで10便があり、ほかに曜日限定の便もあります。切符はグリーンバスの公式販売サイト(fairfair)で買えます。チェンマイからはメーサイ行きやチェンセーン行きの路線もあります。チェンライに着くバスターミナル(第1・第2)は路線によって違います。詳しくは「市内の主な交通手段」のバスターミナルの項を見てください。
チェンライには鉄道がなく、市内の移動はソンテウやトゥクトゥク、配車アプリが中心です。 郊外のワット・ロンクンやバーン・ダムへは車で向かい、メーサイやチェンセーンなど県内の各方面へはグリーンバスが走っています。
市内を走っている乗り物です(タイ国政府観光庁)。
、チェンライで利用できます。Boltはチェンライ空港との送迎も案内しています。
市内から県内の各方面へ向かうバスです。
ゴールデン・トライアングル、チェンセーン、メーサイなど。メーサロンへは途中でソンテウに乗り換えます
タイ国政府観光庁の目安では、バスでメーサイまで約1時間30分、チェンセーンまで約1時間30分です
メーサイ線(ミニバン)とチェンセーン線は、切符を乗車地点で買います。グリーンバスの公式サイトによると、沿線で手を挙げて乗ることもできます
2つあります。
時計塔から南東へ直線約0.5km、ナイトバザールの近くです。グリーンバスの公式サイトでは「เชียงราย 1」と表記されます
時計塔から南へ直線約5.6kmです。グリーンバスの公式サイトでは「เชียงราย 2」と表記されます
グリーンバスは路線によって第1・第2のどちらに発着するかが違います。乗車券や時刻表の表記で確認してください
タイ国政府観光庁のページでは、トゥクトゥクやソンテウで移動できると案内されています
運賃は改定されることがあるため、このページには載せていません。乗車の際は現地で確認してください。
チェンライの見どころは、時計塔の周りの中心部、市街の北、南西の郊外、さらに北の山と国境の町、ゴールデン・トライアングルに分かれています。中心部の見どころは時計塔から直線1km以内にまとまっていますが、市街の北や南西の郊外の寺院・ミュージアムは直線で約2〜12km、北の山と国境の町、ゴールデン・トライアングルは直線で約40〜60km離れていて、車で向かいます。各エリアには、時計塔から見た方角と直線距離を目安として示しています。

バンパプラカーン通り・スクサティット通り・チェットヨート通りが交わるロータリーに時計塔が立つ、街の中心部です。夜には少数民族の露店が並ぶナイトバザールがにぎわい、その奥には花の卸売市場シリコーン市場があります。時計塔の北西には、エメラルド仏が発見されたワット・プラ・ケオがあります。

時計塔の北側に、寺院やミュージアムが点在するエリアです。北北東へ直線約2.1kmに青い寺院ワット・ロンスアテンが、北北西の丘の上に純白の観音像が立つワット・フアイ・プラカンが、さらに北北東には黒い建物が並ぶバーン・ダム・ミュージアムがあります。現代美術館のチェンライ・コンテンポラリー・アート・ミュージアム(CCAM)も市街の北にあります。

市街から南西へ離れた郊外です。白亜の寺院ワット・ロンクンと、シンハービールの会社が運営する約12.8㎢(東京ドーム約270個分)のシンハー・パークがあります。シンハー・パークは国道1211号線沿いにあり、花や果物、動物のえさやり、茶摘み、ジップラインなどを楽しめます。

市街から北へ直線で約40〜60km、ドイ・トゥンの山と、ミャンマーとの国境の町メーサイがあるエリアです。ドイ・トゥンの山頂には10世紀に建立された寺院ワット・プラタート・ドイ・トゥン(仏陀の骨が納められているといわれる仏舎利塔があります)が、山麓には皇太后が造成を推進したイギリス式庭園のメーファー・ルアン・ガーデンがあります。メーサイはタイ最北端の町で、サーイ川の橋を渡った先はミャンマーのタチレクです。外国人の国境越えには許可が必要で、国境地点が封鎖されることもあり状況が変わりやすいため、事前の確認をおすすめします。

メコン川とルアック川が合流し、三国が国境を接する場所です。ビューポイントやメコン川の遊覧ボート、黄金の大仏があり、アヘンの歴史を伝えるホール・オブ・オピウムも近くにあります。チェンセーンは1327年にチェンセーン王国の首都として建設された町で、タイ国政府観光庁の目安では市内からバスで約1時間30分です。
チェンライの滞在は、街なかに泊まるか、空港や郊外の見どころの近くに泊まるかで過ごし方が変わります。RuamThai Hotelでは、チェンライ国際空港やワット・ロンクンなど、掲載している拠点ごとに、そこから近い順にホテルを地図と一覧で探せます。
エリアによっては、対応する拠点がない場合もあります。泊まるエリアが決まっていない場合は、上の「エリアの特徴」で見当をつけてから、そのエリアに近い拠点を選ぶと絞り込みやすくなります。
営業時間と入場料は変わることがあるため、このページには載せていません。寺院には服装の決まりがあり、基準はタイの寺院の服装とマナーにまとめています。

ワット・ロンクン(Wat Rong Khun) は、チェンライ出身のアーティスト、チャルーンチャイ・コーシピパット氏が、仏教や神話をモチーフにデザインした白亜の寺院です。ホワイト・テンプルとも呼ばれ、チェンライきってのフォトジェニックな寺院として知られます。

ワット・ロンスアテン(Wat Rong Suea Ten) は、ワット・ロンクンを建てたチャルーンチャイ氏の弟子、スラーノック(プッター・ガープケオ)氏が建てた青い寺院です。本堂前のナーガ(蛇神)は、バーン・ダムを設立したタワン・ダッチャニー氏の工芸品をモチーフにしています。

バーン・ダム・ミュージアム(Baan Dam Museum) は、黒い外観から「ブラックハウス」とも呼ばれるミュージアムです。100ライ以上の敷地にタイ北部の建築様式の建物が25を超えて並び、視覚芸術の人間国宝といわれるチェンライ出身の芸術家、アチャーン・タワン・ダッチャニー氏の作品が集まっています。

時計塔(Chalermphrakiat Clock Tower) は、バンパプラカーン通り・スクサティット通り・チェットヨート通りが交わるロータリーに立つ時計塔です。デザインは国家芸術家のチャルーンチャイ・コーシピパット氏で、金色の装飾は夜のライトアップで特に目立ちます。夜には光と音のショーが行われます。

ワット・プラ・ケオ(Wat Phra Kaew) は、バンコクのワット・プラ・ケオにあるエメラルド仏が1436年に発見された寺院です。エメラルド仏はその後ランパーンやチェンマイなどを転々とし、ラーマ1世によってバンコクへ移されたといわれています。現在は、1991年に奉納された新しいエメラルドの仏像が安置されています。

ワット・フアイ・プラカン(Wat Huai Pla Kang) は、丘の上にある寺院です。2001年に修行の場として建てられ、2009年に正式な寺院になりました。高さ69mの純白の観音像(エレベーターで23階まで上がれます)と、ラーンナーと中国の様式が融合した9階建ての仏塔が立っています。

ゴールデン・トライアングル(Golden Triangle) は、メコン川とルアック川が合流し、三国が国境を接する場所です。ビューポイントからの眺めやメコン川の遊覧ボートのほか、幅約9.99m・高さ約15.99mの黄金の大仏プラ・プッタナワラーントゥーがあります。近くには、2001年に設立され、アヘンの歴史を伝えるホール・オブ・オピウムもあります。
ドイ・トゥンやメーサイ、ゴールデン・トライアングルなど北の見どころは、市内から直線で約40〜60km離れています。移動と案内がまとまった現地ツアーを使うと、限られた日程でも回りやすくなります。
ドイ・トゥンには、山頂のワット・プラタート・ドイ・トゥンと、山麓のイギリス式庭園メーファー・ルアン・ガーデンがあります。庭園のすぐそばには、写真のドイ・トゥンの御用邸(พระตำหนักดอยตุง)があります。
メーサイはタイ最北端の町です。国境ゲートから西南西へ直線約310mのワット・プラタート・ドイワオでは、丘の上からタイとミャンマーの国境を眺められます。
ゴールデン・トライアングルでは、ビューポイントからの眺めのほか、メコン川の遊覧ボートに乗れます。


RuamThai Exchangeには、チェンライ市内の両替所は掲載していません。チェンライ県では、時計塔から北へ約60kmの国境の町メーサイにある1店(トゥエルブ ビクトリー)を、メーサーイ(チェンライ)のエリアに掲載しています。掲載しているレートはトゥエルブ ビクトリーの公表代表値で、実際のレートは店舗で確認するよう案内されています。